春夏秋冬を君と過ごせなかった話
「もし自担がやめたらどうする?」
Jr担と話していたら一回はなる話題だと思います。
「やめたら」の定義は
コンサートに出なくなったからか、
SNSを始めたらか、
Webから名前が消えたらか、
なんて細かいことまでは考えたことはありませんでした。
「とりあえずはてブ出して考えるかな〜(笑)」って、軽い気持ちで言っていて。
心のどこかで、担当がやめるのよりも私がオタクをやめるのが先だと思っていたんです。
春、
(この話は何番煎じやって感じですが)ほかの子を見に行った春松竹で、顔と名前が一致するだけだった琉輝くんのダンスに一瞬で目を奪われました。
そのあとのWESTでうちわを持っていったら、アリーナど埋もれなのに見つけてくれて、きっと美化もされているだろうけど自分の名前のうちわを見つけた時のぱあっとした笑顔が忘れられなくて、これから応援しようって決めたんだよ。
結局ファンサだったのかな、申し訳ない。でも、ファンサで落ちたのは琉輝くんが初めてだから本当にすごいよな。
夏、
夏の始まりはキスマイ京セラでした。
出るって分かってテンション上がって行って、ドームでも楽しそうに踊る琉輝くんが大好きで、本格的に担降りを決めました。
春からここまではかけ持ちしていました。
席が遠くても、見られるだけで幸せだなって感じた現場。
そして、山本担として初めて行った松竹座。
ポスターにいなくて不安だった。
18年組が入ってきたから高校生は出なくなるのかな、とか変なことを考えながら行った初日。
他の子と比べて出番もセリフも少なくて、でも約1ヶ月間の中でメキメキ成長してさらにかっこよくなっていく君を見るのが楽しくて。正直、オタク人生8年目にして一番楽しかったんじゃないかなっていう夏でした。
この時、関西ジュニアの仲間の川北くんが夏でジュニアをお休み?やめる?という話が出ていました。
寂しいけど受験なのかな、頑張ってね〜ってくらいで、本当に他人事でした。
しゆあげも、誰かお別れなのかなって思いながらも私の担当だとは思わなかった。
これから秋も冬も幸せにしてくれるんだろうなって思ってキンブレシートを作り、うちわを作り、
秋、
というか10.14。
忘れられないまいジャニ全員集合スペシャル。
そのとき私は電車に乗っていて、YouTubeでまいジャニを見ていました。
いたらいいな、くらいの気持ちで見ていた琉輝くんはいませんでした。
本当に鳥肌が立ちました。
名前が無いのなんて慣れてた。
雑誌にも出ない月はあったし、
他にも露出が少ない子ではあったから。
でも、今回だけは違ったんです。
いつも一緒に出ていた辻本くんがいる。
それだけのことなのに、不安にしかなれなくて。
とりあえず何回も巻き戻して本当にいないか確認した。だけどやっぱり名前も顔も見当たらない。
他にもいない子はいたけれど、
もうここまでくると担当のことしか考えられなくなって
「これが梅芸のメンバーだったら怖いな」って怯えながら生きてました。
10.15
D:j+発売日。
ずっと前から楽しみにしていた雑誌で、関西のたくさんの子が琉輝くんの話をしてくれたのが嬉しかった。
何よりも、琉輝くんの写真を見るだけで幸せな気持ちになれた。
梅芸いないなんて無いよね、きっとまいジャニの収録の日は用事があったんだよね。って。
10.16
大好きな琉輝くんのお誕生日。フォロワーさんがお祝いしてくれるのが嬉しくて、でも、琉輝くんのことをあまり知らない方は同じ誕生日の大晴くんのことしかお祝いしてなくて、現実を見た感じがしました。
やっぱり影薄いんだろうな〜って。
誕生日だし、仲良しの恭平は何か琉輝くんの話をしてくれていないかなって思って関バリを聞いてみたけれど、話すのは大晴のことだけ。
生放送だしそこまで頭回らなかっただけかな?
仲良くても誕生日知らないこともあるかな?
と思いつつ、嫌な予感が少し大きくなりました。
10.18
前日の夜眠くて早くに寝て、起きてスマホを見るとフォロワーさんからのLINEで
「画像を送信しました」
「ここにりゅきいる?」
の文字。
見ると、前日夜遅くにWebに出ていたらしい梅芸稽古の集合写真でした。
「画質も良くないし見つけられないんだろうな〜」と思って探しました。
でも、何回探してもいない。
嫌な予感がどんどん大きくなって、
しんどくなって、
わたしはいつオタクをやめるんだろう、
とか、
梅芸どんな気持ちで行けばいいんだろう、
とかしか思えなくなりました。
その日の夜は関西担ではないけれどオタクとご飯を食べる約束をしていたのでその話をして、ふたりでずっと「りゅうき、、」ってため息をついていたのを覚えています。
そして、10.24。梅芸初日です。
悪い予感は消えなかったけれど、
「きっとまいジャニもその日の梅芸稽古も用事があったんだろうな、何だかんだ幕開いたらいるやつだろうな」
と思いながら琉輝くんのうちわを作ってレポを待っていました。
でも、初日に入ったフォロワーさんが教えてくれたのは「琉輝くんはいなかった」ということでした。
これから私どうすればいいんだろうとしか考えられなくなりました。
悪い予感が的中した。
どうすればいいのか分からなくて、
とりあえず泣いて。
大盛り上がりのTLには顔も出せなくなりました。
10.25
私的初日。連番してくれたフォロワーさん、そして会ってくれたフォロワーさん、公演中隣にいた方にはとんでもないご迷惑をおかけしました。
いないって分かってたのに今日になったらふらーっと戻ってきてるんじゃないかな、とか、そんなに目立たないから皆には見つけられなかったのかな、とか思ってたのに、やっぱりいなかった。
2曲目のバンバンで辻本くんが出てきたときに、本当ならここで琉輝くんも出てきたんだろうな、どうしていないんだろうって思っちゃって泣きまくりました。
どんどん進むセトリ。
後半になったら出ないかなとか支離滅裂なこと考えたけどやっぱりいないんですよね(笑)
そして、最後の新曲。
モニターに映されたのは稽古の写真。
あの写真本当にトラウマなんです。
「今いるのはこのメンバーだけです、あとの子は察して」
って言われているようで。
これが一番無理だったなあ。頭を鈍器で殴られたんじゃないかってくらいのショックでした。
この写真も公演中もみんなとってもいい笑顔で、
特にりゅきくんの周りにいた子たちが笑っているのを見たり、
梅芸のステージがいい感じに埋まっているのを見ると
「りゅきくんいなくても成り立っちゃってる」
って思って余計にしんどくなった。
あー、りゅきくんの摩訶不思議見たかったなー!
りゅきくんの衣装は康二が着ていたんだけど、もうそれだけで無理でした。どうして私の担当いないの?しか考えられなくなった。
同じような括りだったと思われる辻本くんをこの公演では見ていたのですが、
どの辻本くんを見ても思い出されるのはりゅきくんで、
「あの衣装りゅきくんにも似合うだろうな」「あのダンスりゅきくん絶対かっこよく踊ってくれるだろうな」
「りゅきくんならこの席だったら絶対見つけてくれただろうな」
ってことだけずっと考えていました。
(辻本くん、辻本担さんすみません)
でも辻本くんのダンスめためた綺麗でした。
やっぱりかっこいいなあ。in大阪二人並んで踊ってたなあ。2人ともかっこよかったなあ。いいなあ。
お笑いコーナーはめっちゃかわいくて面白くて最高だったし、全体通して関西の現場楽しい!って感じだったけど、担当がいないだけでこんなに虚無感に襲われるんですね。
公演後からはもう完全にひねくれていました。
賛否両論あったお立ち台客席降りセトリガチャ(?)、担当からファンサがもらえなかった話もらえた話、
全部全部
「担当がいるだけ幸せだと思って」
と思うようになりました。
こんなの八つ当たりでしかないのに。
私だってりゅきくんが梅芸にいたら絶対に言っていた話だっただろうに。
梅芸で盛り上がるTLを死ぬほど妬みました。
ごめんなさい。
梅芸に立ってる関ジュのみんなも、
そのオタクのみんなも、
何も悪くないのに。
最終的にはどうして秋に梅芸でコンサートしようと思ったんだろうと思いました。
梅芸さえ無ければ、クリパにいなくてもちょっと干されちゃっただけなのかなって思えたかもしれない。
少なくともあけおめまではこんな絶望感は味わうことは無かったと思うから。
いちばん悔しかったのは、
「琉輝くんが梅芸にいなくても気付かない人がほとんど」
ってことと、
「琉輝くんがいなくても公演は充分成り立つ」
ってことでした。
しんどいな〜って思いながら歩いていた帰り道、後ろにいたオタクが梅芸に不在だったジュニアの話をしていたけど琉輝くんの名前は出ない。
フォロワーさんのフォロワーさんと会ってお話していても、「えっ山本くんいないの?」って言われる。
結局そんなもんだよね。
みんな自担がいちばん。
そんなの分かってる。
でも、めっちゃめちゃに悔しくて。
こんなこと考えてるのって超少人数なんだろうなって泣きました。
涙腺どうにかしてね自分。
今日が梅芸千秋楽。全20公演?お疲れ様でした。
りゅきくんはどうしていたのかな?
私はこの現実を受け入れないといけないのに認めたくなくてもやもやしています。
「次の担当探せば?」
「元担に戻れば?」
ってたくさん言われました。心配して言ってくれた方、本当にありがとう。
でも、どう考えても私には琉輝くんしかいなかった。
「秋あるし夏はもういいかな」って3公演しか入らなかった私を、
自担がいなくなるのよりも先に自分がオタクをやめるのが先だって思い込んで物事を進めていた私をビンタしたいです。
そうだ、「絶対」なんてないんだ。
何も知らされることなくしれっといなくなることだって普通にある事務所だ。
デビューしてるアイドルでも色々なことが起こってるのに、まだ高校二年生だからって安心しきっていたわたしは何だったんだろう。
今年の夏松竹私的千秋楽、
関西アイランドで「ほなまったなー!」って琉輝くんと一緒にしたし、そんな素振りも見せなかったからいなくなるなんて思ってもいなかった。
そんなときにも君はいろいろ考えていたのかなあ。
いつから考えていたのかな。
今年から?
それとも入所した時から?
私が好きになっていた時にはもう?
こんなことしか考えられなくて、イライラモヤモヤメソメソする毎日でした。
でも、ふと思ったことは、
「いなくなるなんて素振り見せずに最後までアイドル貫いた琉輝くんって史上最強じゃない?」
ってことです。
最高に儚い存在。自担最強。大好き。
でも、そんな素振り少しくらい見せてほしかったなって思います。
構えさせて欲しかった、心配させてほしかったって。
ワガママなオタクでごめんね。
どうして梅芸に出ない選択をしたのか考えた時、色々な考えが出てきたけど琉輝くんにとってはここ最近の関西現場の多さが理由なのかな、と自己完結しました。あくまで推測だけど。
「公演期間以外は2時間はバレエの練習してる」って言っていた琉輝くん。
バレエとか全然詳しくないけど、中高生にとっての帰ってきてからの2時間ってまあまあ大きいはずなのに自己練習に励むストイックさは本当にすごいと思っていました。
今もそうなのかは分からないけど、もし今もそうだったとしたらバレエに使える時間が無くなってしまったのかなって。
もちろん関西の活躍が悪いわけじゃないよ。
でも、ジャニーズとバレエを比べた時、松竹座の端っこの後ろで踊るよりはどこかのホールでど真ん中でバレエをする方がりゅきくんは輝ける。
私はそう思いました。
オタクはホールにはほとんどいないけどね(笑)
自担が梅芸でキラキラしている姿を見られるオタクが心底羨ましかったけど、
梅芸に出ないっていう決断をしたのはきっと本人なんだよね。
出ない選択をするのはすごく勇気がいることだと思うから、その決断はめっちゃくちゃにかっこいい。
軽い気持ちでできることじゃないから。
だったら、私は琉輝くんを応援するしかないじゃないですか。
大好きな人には幸せになってほしい。
綺麗事だけど、本当のことです。
大学の勉強やら、将来したいことのために忙しくなるし来年の3月で現場もほぼ行かなくなるくらいゆる〜くなるんだろうなって思っていたから、
琉輝くんが受験休みだったとしても私は「おかえり」を言うことがきっとできない。
でも、3月まではりゅきくんを待ってみようと思います。
そのあとはごめんね、きっと私には待てません。
琉輝くんが最後の担当で心の底からよかった。
オタク歴は短かったけど、
山本琉輝くんという存在を見つけられたこと、とっても誇りに思います。
「担当のことくらい信じてあげなよ」って
言われるだろうけど、
超超ネガティブなこの状態でそんなこと考えられないの。
あれだけこれからの目標やジャニーズのダンスの練習の話をしてくれた琉輝くんなら戻ってきてくれてもおかしくないかもしれないけど、
それすらも「オタクを安心させるためだったのかな」って思考回路になっちゃう。
これも気持ち整理用の自己満です。
と言いながらも同じような境遇の方もいるのかな?って思って出しました。
もしすぐ戻ってきたら全力で
「心配かけさせないでよ!おかえり!!!」
って言わせてね。
チケット全力で探させてね。
最後の最後まで担当に盲目なオタクでいさせてください。
だいすきな君に幸多からんことを。
たっっっくさんの幸せをありがとう!!!
——
追記(?)
やっぱり彼はクリパにもいませんでした。
こうやっていつの間にか普通にいない子になるんだろうなって。
不在の文字もそんなに出てないし。
諦めの悪いオタクだけど、
そろそろ潮時なのかなって思ったり。
いや早く諦めろって話だよね(笑)
りゅきくん!
不完全燃焼で消化不良なオタクは
もう少し粘ってりゅきりゅき言うことにします。
ごめんね。
もう少しだけ、現実逃避させてください。
——